◎春まだ浅い3月中旬、勝山町並み保存地区を訪ねました。中国勝山駅を下車、西に向かい、商店街を抜けると旭川に沿うレトロな街並みが現れます。河岸に開けた町なので右側の家並は崖下に連なります。
◎連なる商店・家々の入口にカラフルな「のれん」が風に揺れ印象的でした。
30年前、蔵造の酒屋に掲げられた店主手作り草木染のれんから始まり現在各戸に広がり100軒を越すそうです。
◎今は工房を主宰する元店主は年間20枚限度に機織染色しているそうで「暮らす人々が、日々少しでも楽しく暮らせるといい」といわれます。
◎今になると大きな観光資源となりましたが、一人の思い付きが地域の人々の共感を得て大きく広がった出来事に胸を熱くした一日でした。
◎季節は初夏へと大きく進みました。ひだまりの庭も花々が賑やかです。この機会にぜひお訪ねください。お待ちしています。
2024.04.17
理事長 安 井 逸 郎